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協働ロボット導入の課題(要件定義編)

協働ロボット導入の課題(要件定義編)

2024.04.19

近年、人材不足の深刻化や生産性の確保において協働ロボットの導入を検討されている企業が増加しています。協働ロボットの導入を検討するにあたって必要不可欠となるのは、「要件定義」です。多くのお客様がどのように「要件定義」すればよいのか迷われると思います。

今回は、協働ロボットシステム導入に向けた要件定義の仕方と必要性について解説していきたいと思います。

要件定義とは

要件定義とは

要件定義とは、システムやプロダクトの開発・導入において、どのような機能や性能が必要であるかを明確に定義するプロセスです。

要件定義がなぜ必要なのか

お客様の要求に応じて3Dカメラを付けたり、高精度の動作が必要であったり、複雑な制御が必要になると、機器の費用と制御設計等の費用がどんどんあがってしまいますが、逆に、人手でどこまで事前整列などの段取りができるか等、人手で対応する範囲を広げると費用をグッと抑えることができます。

どの作業をロボット化してどの作業を人手でやるか
段取り替えなしでどの程度の連続自動運転時間が必要か
そもそも6軸ロボットである必要があるか等
についてお客様と徹底的に話し合い、ベストなシステムを構築・提供することでより適したシステムの導入につなげることができます。

協働ロボットの要件定義の方法

協働ロボットの要件定義するにあたって

まずは自社の工程をよく見なおして分解し、繊細で複雑な作業は人、所定時間内に一定数をこなす単純作業は協働ロボットにやらせるなどロボットを生かす工夫が必要です。すべての工程をロボットにやらせようと思うと必要以上にコストが跳ね上がってしまいます。

選定するにはある程度の制約条件が必要ですが、実はその制約条件はお客様自身がお持ちなのです。まず、「作業をどこまで自動化したいのか」手書きで結構ですので、お客様自身でイメージしてみる事をお勧めします。そのイメージを基に、下記の項目を確認してみて下さい。

協働ロボットの要件定義行う項目

<協働ロボットに求める仕様>
・アームの長さ
・可搬重量(ハンド込)
・ロボットタイプ(垂直多関節、スカラ、パラレルリンクなど)
・持ち運びやすさ(移動するのであれば)

他にも、定期メンテや故障時対応などのサポート体制等についても調べてみても良いかもしれません。これである程度のメーカーは絞れるはずです。

選定前チェックリストのダウンロードはこちらから

協働ロボットを導入する際に必要な要件定義のヒントになるかも?!

ダウンロード

まとめ

今回は、「要件定義の必要性と方法」について解説しましたがご理解いただけましたでしょうか?自社の自動化工程について一度要件定義してみてください。ご不明点等がございましたら下記の弊社問い合わせフォームにお気軽お問い合わせ下さい。

iCOM技研では、お客様と徹底的に話し合い、自社に最適なシステムの構築・提供から導入・アフターフォローまで行っております。まずは簡単なご相談でもお気軽にお問い合わせください。

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