【AIデータ革命】枢途科技(SYNAPATH.AI)について徹底解説

【AIデータ革命】枢途科技(SYNAPATH.AI)について徹底解説

AI 2025.11.26

枢途科技(SYNAPATH.AI)はどんな会社?

中国・深圳にて2024年に設立されたスタートアップになります。フィジカルAI用データインフラ構築を事業の柱としています。

いま、この会社のコア技術である「SynaData」がAI業界で非常に注目されています。

コア技術「SynaData」

枢途科技の林嘯CTOは、インターネットがロボットにとって「無料の学習の場」になりつつあると指摘

引用元:ロボットがネット動画から世界を学ぶ。中国新興のAIデータ革命

SynaDataの画期的な点は自動で2D動画を3Dデータ変換する点になります。もう少し砕けた言い方にすると、自動でネット上にある普通の動画(単眼カメラの映像)をロボット訓練用データとして使える情報に変える技術になります。

一般的なWEB動画や作業動画を以下の流れで
ロボットがそのまま模倣できるような軌跡データ・作業シーケンスに変換します。

①ネット動画を大量に収集

②人と物体の動き・関係を解析

③3D・物理情報を推定

④ロボット用の標準フォーマットに変換

従来のデータ収集方法

従来の方法

1.ロボット本体 + センサー + 人手

コストは高い。また、人手作業になるため、1データあたり数分~数十分と時間がかかります。

2.シュミレーションによる学習

コストは安い。しかし、現実世界の物理法則との間に「sim2realギャップ」と呼ばれるズレが生じます。

従来のデータ収集における課題

課題内容
データ収集コストが高すぎるロボット・センサー・ラベリング全てが高額
データ量が圧倒的に不足人手や実機では「人間レベルの多様性」を再現できない
マルチタスクが作れないタスクごとに専用環境が必要で汎用化できない
実世界の“自然なデータ”が取れないsim2realギャップが生じる

何がそんなに凄いのか(コストとスケール)

データ収集コスト大幅減

枢途科技の方法では、従来の「ロボット+センサー+人手で収集」する方法と比べて、データ収集コストを業界平均の約1/200(0.5%)まで削減できるとしています。(※1参照)

また、ネット動画を収集することで従来の課題を見事に克服しています。

従来の課題を克服内容
データ収集コストが安い従来の200分の1(※1参照)
データ量が桁違いに豊富膨大なデータを自動収集できるため、「人間レベルの多様性」を再現可能
マルチタスクが作れる複合的な作業の情報を収集できる
実世界の“自然なデータ”が取れる現実世界の物理法則のデータが収集できる
※1 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア+236Kr+2

まとめ

枢途科技(SYNAPATH.AI)の取り組みは、今までフィジカルAI開発の障壁となっていたデータ収集の壁を壊す取り組みといえます。フィジカルAIに動きを教えるのではなく、「人の作業動画」を見てロボットが学ぶ。そんな時代がもう目の前にあるのかもしれません。

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参考文献:

日本経済新聞-中国・枢途科技、ネット動画をロボットの学習データに コスト大幅減

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア+236Kr+2

枢途科技

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