カスタマイズ可能な協働ロボット「ROBCO」とは

カスタマイズ可能な協働ロボット「ROBCO」とは

協働ロボット 2025.02.10

近年、あらゆる業界で省人化、省力化を目的とした自動化が加速しています。今回は、カスタマイズ可能な協働ロボット「ROBCO」について紹介します。

中小企業省力化投資補助金についての紹介を行っている。

Robco社の概要

ROBCOは、2020年にドイツ・ミュンヘンで設立されたモジュール式ロボットを開発するスタートアップ企業です。また、同社の協働ロボットは中規模企業向けに特化して販売してい。

Robco社の協働ロボットの特徴

同社のロボットは、そのユニークな製品と販売方式に特徴がある。

同社は、「レゴ」のように組み立てられるモジュール式ロボットを開発している。モジュール式ロボットとはどのようなものなのか?

RobCoは、従来の「購入」モデルだけでなく、月額課金モデルでも提供しています。これにより、初期投資を抑えつつ、必要な期間だけロボットを導入できるため、中小企業でも導入しやすい仕組みになっています。

以下で、モジュール式ロボットと販売モデルについて解説していく。

モジュール式ロボットとは?

robcoの従来のロボットとの比較図

RobCoのロボットは「モジュール式設計」を採用しています。そのため、ユーザーがアームの長さや構成を自由に変更できます。従来の協働ロボットは一体型の設計が一般的で、用途ごとに異なるモデルを選定する必要がありましたが、RobCoは1つのシステムで複数の用途に適用可能です。

Q 中規模市場を対象としているのはどうしてですか?
大手の製造業はロボットや自動化の導入が進んでいますが、中規模市場では自動化の度合いがまだ比較的低く、潜在能力は非常に大きいと考えています。つまり、中規模市場には大きなチャンスがあるんです。当社のモジュールの適応性、そして非常に魅力的な価格設定により、この中規模市場向けに理想的なソリューションを提供できると信じています。

引用:https://techblitz.com/startup-interview/robco/

RobCoの販売方式とは?

RobCoは、ロボットを従来の「購入」モデルだけでなく、月額課金モデル(RaaS: Robotics as a Service)でも提供しています。これにより、初期投資を抑えつつ、必要な期間だけロボットを導入できるため、中小企業でも導入しやすい仕組みになっています。

RobCoのロボット技術仕様

ロボットの技術仕様書

制御ユニットの仕様

robco制御ユニットの仕様

今後の展望

―長期ビジョンをお聞かせください。

 私たちは、中規模産業企業向けのモジュール自動化のリーディングカンパニーを目指しています。5年後には、多くのロボットを導入し、さらに多くのクライアントと提携することで、その目標に到達できると考えています。現在はヨーロッパ市場に注力していますが、その後はアメリカ市場、そして日本市場を順次攻略していきたいと考えています。その頃には、今以上にグローバルな企業となっているでしょう。
引用:RobCo社 CEO Roman Hölzl氏

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