協働ロボットの進化:UR20とUR30の最大可搬重量向上

協働ロボットの進化:UR20とUR30の最大可搬重量向上

協働ロボット 2024.11.28

近年、製造業や物流業界における自動化の重要性が高まっています。特に協働ロボットは、省スペースや人と働けるため、近年多くの産業での導入が進んでいます。

今回は、デンマークの協働ロボットメーカーであるユニバーサルロボットが新たに発表したUR20とUR30のアップデートについて詳しく解説します。

UR20とUR30のアップデート

ユニバーサルロボットは、UR20およびUR30の最大可搬重量を向上させるアップデートを実施しました。この改良により、UR20の最大可搬重量は25kg、UR30は35kgに増加しました。

この向上は特にパレタイジング用途(商品をパレットに積む作業など)での効果が期待されています。従来のロボットでは扱いきれなかった重い荷物も自動化できるようになります。

協働ロボットの可搬重量向上がわかる画像

可搬重量を向上させるために必要なことは?

このアップデートは、追加費用なしで利用でき、URのPolyScopeソフトウェアをバージョン5.19以降に更新するだけで完了します。PolyScopeはユーザーフレンドリーなインターフェースを持ち、ロボットの設定やプログラミングを容易に行うことができます。これにより、オペレーターは短時間で新しい機能を活用できるようになります。

協働ロボットのユニバーサルえおぼっとの可搬重量がわかる画像

新たなメリット

UR20やUR30の高可搬重量は、特に物流や製造業におけるパレタイジング用途での活用が期待されています。重い荷物を自動で扱えることで、作業者の負担が軽減され、作業効率が向上します。また、協働ロボットの導入により、企業は人手に依存しない安定した生産体制を築くことができます。

今後の展望

UR20とUR30のアップデートは、協働ロボットの新たな可能性を示す重要なステップです。今後、さらに多くの業界でこれらの自動化の幅が広がり、生産性向上に寄与することが期待されます。また、技術革新が進むことで、より効率的かつ安全な作業環境が提供されるでしょう。

まとめ

UR20とUR30の最大可搬重量向上は、自動化の新たな可能性を提示します。特にパレタイジング用途において、重い荷物を効率的に扱えることで、企業の生産性向上に大きく貢献します。

7. iCOM技研の取り組み

iCOM技研はSIer事業を展開しており、協働ロボットシステムの導入を行っています。弊社は協働ロボットの販売からソフトウェア開発、ロボットスクールまでを手掛けています。また、AI開発にも取り組んでいます。

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