特徴

製造現場における研磨作業は、仕上がり品質に人の感覚が影響しやすく、自動化が難しい工程の一つです。
i SandingMaster FRは、協働ロボットと押付力制御ツールを組み合わせることで、これまで人手で行われてきた研磨作業のロボット化を実現します。
一定の押付力を保ちながらワーク表面にならって研磨できるため、作業者の熟練度に依存しやすい仕上げ作業を標準化しやすくなります。溶接後のビード除去、表面仕上げ、バリ取り、ヘアライン加工など、さまざまな研磨工程に対応できます。
研磨ツールの特徴はこちら
押付力制御により、人の感覚に近い仕上げ作業が可能
研磨作業では、ワークに対して強く当てすぎると削りすぎや傷の原因になり、弱すぎると十分な仕上がりが得られません。
i SandingMaster FRは、押付力を制御できるため、ワークに対して適切な力でツールを当てながら作業できます。押付推力は1〜100Nの範囲で設定でき、作業内容やワーク材質、仕上げ条件に合わせた調整が可能です。
さらに、重力補正にも対応しているため、上下方向や横方向など、姿勢が変わる作業でも安定した研磨を目指せます。
ツール交換により、複数の研磨工程に対応

i SandingMaster FRは、先端エアツールの交換に対応しています。
10種類以上のツールを組み合わせることで、ワークや仕上げ条件に合わせた作業が可能です。ビード除去、ヘアライン仕上げ、鏡面研磨など、工程ごとに異なる作業を1台で対応しやすくなります。
また、ツールチェンジャーを組み合わせることで、作業内容に応じたツール交換の自動化も検討できます。溶接機や周辺機器と組み合わせれば、ロボット1台をより汎用的に活用できます。
用途/事例
- バリ取り
- ヘアライン仕上げ
- 鏡面研磨
- 表面仕上げ
- 研削
- 教育・研究用途
- その他
仕様
| 項目 | 仕様 | 備考 |
|---|---|---|
| 型式 | i SandingMaster FR | |
| 動作軸数 | 6軸 | |
| 操作姿勢 | 床置き | |
| 駆動方式 | ACサーボモータ | |
| 可搬重量 | 12.5kg | 機種オプションあり |
| アーム長 | 上下・横方向に対応 | |
| 重力補正 | あり | |
| 先端エアツール | 交換可能 | 10種類以上 |
| ストローク | 35mm/sec | |
| 押付推力 | 1〜100N | |
| 本体質量 | ツール部 約7.2kg | |
| 周囲温度 | 0〜40℃ | |
| 周囲湿度 | 90%RH | 結露なきこと |
| 保護等級 | ロボットアーム:IP54/ロボットコントローラー:IP20 | |
| 電源 | AC100V〜AC200V | オプションでAC100Vも可 |
| 所要空気量 | 121.8L/min ANR、0.7MPa | ツールのエア使用量による |
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