特徴
KEYENCEは、センサ、画像処理機器、測定器、制御機器などを幅広く展開するFA機器メーカーです。KVシリーズは、キーエンスのPLC製品群として、装置制御、ライン制御、検査装置、搬送設備、ロボット周辺設備など、製造現場の自動化に使用されています。
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高速処理と豊富な通信機能で、装置・ライン制御を安定化
KVシリーズの大きな特長は、高速な命令処理と豊富なI/O・通信機能により、装置や生産ラインの制御を安定して行いやすい点です。
KVシリーズでは、用途に応じて複数のシリーズを選定できます。小規模装置や省スペース設備にはKV Nanoシリーズ、中規模装置にはKV-5000/3000シリーズ、高速処理や多点I/Oが必要なライン制御にはKV-7000/KV-8000シリーズが適しています。
また、EtherNet/IP、PROFINET、EtherCAT、CC-Link IE Fieldなどの産業用ネットワークに対応しており、キーエンス製センサだけでなく、他社製PLC、サーボ、I/O機器、表示器、上位システムとの連携も検討できます。
データ活用とKV-STUDIOで、立ち上げ・保全を支援
KVシリーズは、設備の制御だけでなく、立ち上げ時のデバッグや稼働後の保全にも活用しやすい機能を備えています。KVシリーズのプログラム作成には、専用ソフトウェアのKV-STUDIOを使用します。ラダーを中心に、構造化テキストやスクリプト系の記述にも対応しており、装置規模や制御内容に応じてプログラムを作成できます。
シミュレータ機能、オンラインモニタ、デバイスモニタ、ステップ実行、ブレークポイントなどのデバッグ機能を活用することで、実機調整前の確認や、立ち上げ時の不具合確認を行いやすくなります。
また、KV-8000シリーズでは、ドライブレコーダ機能により、異常発生前後のデータを記録できます。設備トラブルが発生した際に、入力信号、出力信号、デバイス値、動作状態などを確認しやすくなるため、原因解析の時間短縮や再発防止に役立ちます。
さらに、OPC UAサーバ機能に対応しているモデルでは、PLC内のデータを上位システムへ連携しやすく、設備の稼働状況の見える化、保全データの収集、生産管理との連携にもつなげやすくなります。
<導入用途例>
- 装置制御
- 搬送制御
- 検査装置
- ロボット周辺設備
- データ収集
- 保全・解析
- 生産ライン制御
- 教育・研究用途
- その他
用途/事例
- 装置制御
- 搬送制御
- 検査装置
- 周辺機器
- 生産ライン制御
- 教育・研究用途
- その他
仕様
| シリーズ | 主な位置づけ | 命令実行速度の目安 | プログラム容量の目安 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| KV-Xシリーズ | 上位・高速制御向け | 4コアCPUによる高速処理 | 大容量 | 大規模ライン、高速装置、データ活用 |
| KV-8000シリーズ | 高速・高機能モデル | 基本命令 最小0.96ns | 約1500kステップ | 高速ライン、トラブル解析、IoT連携 |
| KV-7000シリーズ | 高速ライン制御向け | 基本命令 最小0.96ns | 約1500kステップ | 搬送、検査、サーボ制御 |
| KV-5000/3000シリーズ | 中規模装置向け | 基本命令 最小10ns | 約260kステップ | 一般装置、検査装置、設備制御 |
| KV Nanoシリーズ | 小型・省スペース向け | 基本命令 最小50ns | 約8kステップ | 小型装置、簡易制御、省スペース設備 |
※仕様はシリーズ・型式により異なります。実際の選定時には、I/O点数、通信方式、拡張ユニット、接続機器、制御周期、既存設備との互換性を確認する必要があります。
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