特徴
ATI Industrial Automationは、ロボット用ツールチェンジャー、多軸力覚センサー、マテリアルリムーバルツールなどのロボット周辺機器を展開しています。ATI RCVは、同社のコンプライアントツールに分類される空圧式バリ取りツールで、フラッシュ除去、パーティングライン除去、エッジ加工、表面仕上げなどに使用されます。
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コンプライアンス機構で輪郭と位置ずれへ追従
RCVシリーズは、空圧で再センタリングされるコンプライアンス機構を備えています。工具先端が工具軸に対して半径方向へ変位するため、ワーク表面の輪郭変化や部品の位置ばらつきに追従しながら加工できます。
加工部へ加えるコンプライアンス力は、機構へ供給する空気圧によって調整します。コンプライアンス力の範囲は、RCV-250が18~57.8N、RCV-390が9.4~70N、RCV-490が6.7~53.4Nです。
3機種とも単軸ロックに対応しており、特定方向の変位を制限して、直線状のエッジなどを加工する構成にも使用できます。ロボットの手首へ取り付ける構成に加え、固定治具に据え付け、ロボットがワークを工具へ運ぶ構成にも対応します。
回転数とトルクに応じて3機種を選択
ATI RCVシリーズは、使用する加工工具、必要な回転数とトルク、ロボットの可搬重量、供給可能な空気流量に応じて機種を選べます。
- RCV-250は定格出力250W、無負荷回転数40,000rpm、質量1.71kgの高速・軽量モデルです。小径の超硬ロータリーバーを使用するフラッシュ除去やバリ取りに対応し、3機種の中で最も軽い構成となっています。
- RCV-390は無負荷回転数5,600rpm、最大出力点トルク1.4Nmの低速高トルクモデルで、ブラシ、ワイヤホイール、フラップホイールなどの仕上げメディアを使用できます。
- RCV-490は定格出力490W、無負荷回転数30,000rpmで、RCV-250より高い出力を備えた高速モデルです。
<導入用途例>
- 鋳造部品のパーティングライン除去
- 鋳造品や成形品のフラッシュ除去
- 金属部品のエッジバリ取り
- 超硬ロータリーバーによるバリ切削
- ブラシによる表面仕上げ
- ワイヤホイールによる仕上げ
- フラップホイールによる研磨
- 樹脂成形品のデフラッシング
- 職人の感覚をDX化
用途/事例
- パーティング除去
- フラッシュ除去
- エッジバリ取り
- 鋳造品加工
- 樹脂部品加工
- ブラシ仕上げ
- ホイール研磨
- DX化
- その他
仕様
| 型式 | RCV-250 | RCV-390 | RCV-490 |
| 駆動方式 | エア | エア | エア |
| 本体重量 | 1.71kg | 4.42kg | 3.36kg |
| 無負荷時の回転数 | 40,000rpm | 5,600rpm | 30,000rpm |
| 軸方向コンプライアンス量 | 7.1mm | 7.1mm | 8mm |
| 回転方向コンプライアンス量(θ) | 360° | 360° | 360° |
| コンプライアンス力 | 18~57.8N | 9.4~70N | 6.7~53.4N |
| 主な用途 | 高速・軽量モデルで、小径の超硬ロータリーバーを使用するフラッシュ除去やバリ取り | 低速高トルクモデルで、ブラシ、ワイヤホイール、フラップホイールなどの仕上げメディアを使用可能。 | 高い出力を生かした比較的大径、頑固なバリ取りに最適。 |
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