近年の少子高齢化に伴い、慢性的な人員不足によりロボットの導入に関するお問い合わせが増加しています。特に人と協働作業可能なロボットがトレンドとなっています。
今回は、協働ロボットの可搬重量について紹介します。
協働ロボットの概要
協働ロボットは、安全柵を必要としない人と一緒に作業可能な産業用ロボットです。
人と接触しても安全が確保できる設計になっています。また、省スペースで導入でき、高度なプログラミングを必要としないことからも、導入へのハードルは産業用ロボットに比べ非常に低いと思います。
ファナック社CRXシリーズの特徴
ファナックの協働ロボットは、全モデルがiR Vision(内蔵ビジョン)やiR Pick Toolといった知能化ツールに対応しています。
また、国内メーカーであるためアフターサポートも充実しており、ロボット導入後も安心して使用することが可能です。
ファナックの可搬重量
CRX- | 5iA | 10iA | 10iA/L | 20iA/L | 30iA |
---|---|---|---|---|---|
可搬 | 5kg | 10kg | 10kg | 20kg | 30kg |
精度 (mm) | ±0.03 | ±0.04 | ±0.04 | ±0.04 | ±0.05 |
動作半径 (mm) | 994 | 1249 | 1418 | 1418 | 1756 |
本体重量 | 25kg | 40kg | 40kg | 41kg | 135kg |
CRX-5iA
可搬重量は5kgと、ファナックの協働ロボット中では最もサイズの小さい協働ロボットとなっています。
軽量物のピッキングや仕分けに用いることができます。
・可搬重量:5kg
・動作精度:±0.03mm
・動作半径:994mm
・本体重量:25kg
CRX-10iA/L
可搬重量は10kgとなっています。動作半径(リーチ)は、10iA/Lは10iAに比べ169mm長い1418mmとなっている。また、遠くにある製品のピッキングにはより動作半径の長い10iA/Lがおすすめです。
・可搬重量:10kg
・動作精度:0.04mm
・動作半径:1249mm・1418mm
・本体重量:40kg
CRX-30iA
可搬重量は30kgとファナックの協働ロボットでは最大です。また、重量物の積み付けにはCRX-30iAがおすすめです。
・可搬重量:30kg
・動作精度:0.05mm
・動作半径:1756mm
・本体重量:135kg
ファナックパレタイザー
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