6月28日(金)に神戸サンボーホールにて開催されました、第6回IoT・AI・ロボット展に出展社として参加しました。
今回は、展示会場の様子や傾向について紹介していきたいと思います。
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IoT・AI・ロボット展とは
IoT・AI・ロボット展の概要
IoT・AI・ロボット展は、神戸市と新産業創造研究機構(NIRO)が主催しています。この展示会は、IoT、AI、ロボットをメインとした展示会で、ロボットやAIなどの導入に意欲的な企業が多く来場します。
今回の展示物の傾向として、協働ロボットやDX関連の展示が多く見られました。市場全体の方向性として、ロボットのティーチング・専門技能の省力化に取り組んでおり、人手不足や技術継承の難しさに対するソリューションの必要性の高まりがみられます。
IoT・AI・ロボット展のテーマ
- ロボット分野:協働ロボットや産業ロボット、またはそれらに用いるツール、システム
- IoT分野:予知保全やデータ管理のためのシステムや機器
- AI分野:AI活用をサポートするシステムや機器
iCOM技研の出展内容
UR20パレタイジングシステム
今回はロボットブースでUR20を用いたパレタイジングシステムを展示しました。
- ハンド交換でワークの形状変更にも対応!
- コンパクトなシステムのため、省スペースに導入・設置が可能!
- IoTユニット標準装備!基本機能はすべて含んでいます。リモートメンテナンスも可能です!
- 可搬従量20kgに対応!
IoT・AI・ロボット展の展示紹介
川崎重工株式会社
川崎重工の出展ブースでは、主にロボット事業の取り組みや製品についての紹介を行っていました。現在川崎重工で生産されている協働ロボットduAloですが、将来的にはさらに人に近い(形、機能)社会性に富んだヒューマノイドロボット、6軸多関節の協働ロボットの開発に力を入れていくそうです。
duAro
人に似せて設計された双腕の協働(共存)ロボット。簡単ティーチングや省スペース、人と同じ動作を行えることが特徴。
萬世電気株式会社
AIブースで出展していた萬世電機は、バーコードをカメラから読み込み、読み込んだ画像から正誤判断を行うシステムを展示していました。
このソフトは正解データを学習することで、自動でパラメータを設定し良データ、不良データを分類します。このシステムは100枚/sで画像を読み込むことができ、リアルタイムで正誤判断できることが特徴です。
将来的にはロボットに用いるビジョンシステムへの応用、展開が期待できます。
株式会社椿本チエイン
IoTのブースに出展していた椿本チエインは、社内のDX成功事例からDXソリューションの紹介をしていました。
時間・人・モノの位置から、動きをカメラやビーコン、設備データからリアルタイムで管理できるシステムになっており、「置くだけ」「持つだけ」「静止画だけ」の生産性の改善、向上に貢献できるものになっていました。
お問合せ
興味のある方や展示会への参加が難しかった方は、以下の問い合わせフォームからご連絡ください。
ワークサイズや重量、内容物などを教えていただき、お打ち合わせをさせていただきます。
【パレタイザー】パレタイザーi Palletizer S
パレタイザーSのパッケージ内容について紹介します!
【パレタイザー】パレタイザー導入事例BOOK
URを使ったパレタイザーの導入事例を紹介します!