9月5日(木)~9月6日(金)に神戸国際展示場で国際フロンティアメッセ2024が開催されました。iCOM技研(株)も出展社として参加してきました。
今回は、展示会場の様子や傾向について紹介していきたいと思います。
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国際フロンティアメッセとは
最先端の技術や製品、サービス等を有する企業、大学、研究機関をはじめとした様々な産業分野のフロンティアで活躍する出展者が集まる展示会です。関西エリアを中心とした企業や大学・研究機関の出展社による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品が展示されます。
iCOM技研の出展内容
UR20パレタイジングシステム
今回はロボットブースでUR20を用いたパレタイジングシステムを展示しました。
- 可搬従量20kgに対応!
- ハンド交換でワークの形状変更にも対応!
- コンパクトなシステムのため、省スペースに導入・設置が可能!
IoTユニット標準装備!基本機能はすべて含んでいます。リモートメンテナンスも可能です!
AIビジョンシステムの初公開を行いました。
従来、”同じ順序流れてくる””同じ積み方をする”といった工程でのパレタイザーを用いて自動化は進められてきました。
iCOM技研が初公開したAIシステムにより、自動化が難しいとされてきた工程での自動化が可能となります。
弊社のAIビジョンシステムは、オートセグメンテーションシステムが搭載されており、これまで製品が変わるごとに必要とされてきたAIに製品の特徴を学習させる作業が不要に、AIが各製品の特徴を自動検知し、製品を認識、各製品ごとの積み方やピッキングが自動で行えます。
本展示会より、検査・分類・検出のテストユーザーの募集を開始しました。
国際フロンティアメッセ2024の展示紹介
ヒューマノイド型ロボットSR-01
三精テクノロジーズは、ヒューマノイド型ロボットSR-01の展示を行いました。
ヒューマノイド型ロボットは、ロボットモードと乗り物モードの両方に変形できる技術を持つロボットです。日本を中心に、アニメやSF映画の影響を受けた技術開発の一環として注目されています。これらのロボットは、エンターテインメントや未来的な乗り物、さらには産業用途まで、さまざまな分野で活躍が期待されています。
航空・宇宙・ドローン
本展示会では、航空・宇宙・ドローンのブースで多くのドローンが出展されており盛り上がりを見せていた。
Seven to Five社
新型の国産固定翼ドローンを国際フロンティア産業メッセ2024で初公開
セブントゥーファイブ株式会社は、長距離飛行のための高い効率性を備えた固定翼無人航空機(ドローン)の試作機を国際フロンティア産業メッセ2024 で初公開した。
JAXA
JAXAは、小惑探査機星はやぶさ2や小惑星りゅうぐうについての展示を行っていた。また、小惑星りゅうぐうの粒子についても詳しい展示がされていた。
メディカロイド hinotori
メディカロイド株式会社(Medicaroid)は、川崎重工業とシスメックスの合弁会社で、主に医療用ロボティクス技術の開発と提供を行っています。
精密な制御により、傷口を最小限に抑え負担を軽減できます。また、遠隔操作システムにより、遠隔地でも専門的な手術が提供されることが期待されています。
24時間自動加工 フジイ研磨
前回、本ブログにおいて特集させて頂いたフジイ研磨さんも出展していました。協働ロボットを活用し、24時間加工できる体制を確立されています。
関連カタログ
i Palletizer S
ユニバーサルロボット社の協働ロボットパレタイザー標準パッケージ
AUBOパレタイザー標準システム
AUBOパレタイザーの標準パッケージについてはこちら
i Palletizer F
ファナック社の協働ロボットパレタイザー
お問合せ
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