給袋包装機は、あらかじめ作られた袋を1枚ずつ供給し、開口、充填、シールまでを自動で行う包装機です。
食品工場では、菓子、米、調味料、粉体、冷凍食品、レトルト食品、ペットフードなど、さまざまな製品の包装に使用されています。
給袋包装機には、袋を円周上に搬送するロータリー式や、直線方向へ搬送する直線式があります。また、平袋、スタンディングパウチ、チャック付き袋、ガゼット袋など、さまざまな既製袋に対応する機種があります。
本記事では、給袋包装機の仕組みや種類、処理能力の見方、用途別の選び方を分かりやすく解説します。あわせて、国内外の主要メーカー11社と代表的な機種についても紹介します。
目次[]
給袋包装機とは

給袋包装機とは、あらかじめ袋状に加工された包装袋を1枚ずつ供給し、内容物を充填して袋口をシールする包装機です。
袋を機械へセットすると、袋の取り出し、開口、充填、シールまでを自動で行います。食品では、菓子、米、調味料、粉体、冷凍食品、レトルト食品、ペットフードなどの包装に使用されています。
ロールフィルムから袋を作るピロー包装機とは異なり、給袋包装機は完成した既製袋を使用します。そのため、平袋だけでなく、スタンディングパウチやチャック付き袋など、さまざまな袋形状に対応しやすい点が特徴です。
給袋包装を行う目的
給袋包装を行う主な目的は、袋の供給から開口、充填、シールまでの作業を自動化することです。
手作業で行っていた袋の取り出しや開口、充填機へのセットを機械で行うことで、作業者の負担を減らし、包装工程の省人化につなげられます。
また、一定の動作で袋を扱うため、充填位置やシール位置をそろえやすくなり、包装作業を安定させやすい点も特徴です。
給袋包装機の主な種類
給袋包装機は、袋を各工程へ搬送する方法によって、いくつかの方式に分けられます。代表的なものが、ロータリー式と直線式です。
どちらも、あらかじめ作られた袋を供給し、開口、充填、シールを行う点は共通しています。一方、袋の搬送方法や機械の構造、必要な設置スペースなどが異なります。
ロータリー式
袋をグリッパーで保持し、円を描くように各工程へ順番に搬送する方式です。
円周上に給袋、開口、充填、シールなどの工程を配置します。複数の工程を連続して進めやすく、量産向けの給袋包装機で広く採用されています。

直線式
袋を一直線に並んだ各工程へ順番に搬送する方式です。
給袋、開口、充填、シールなどを直線上で行います。設備構成によっては、設置スペースを抑えやすい点が特徴です。

給袋包装機で使用される主な袋
給袋包装機では、あらかじめ製袋されたさまざまな包装袋を使用できます。
ただし、袋の形状によって開口方法や保持方法は異なります。使用予定の袋に包装機が対応しているか、事前に確認することが重要です。
平袋
底や側面にマチを設けていない、比較的シンプルな形状の袋です。
菓子、乾燥食品、粉体、粒体、日用品など、幅広い製品の包装に使用されています。

スタンディングパウチ
袋の底部にマチを設け、内容物を充填すると自立できる袋です。
菓子、コーヒー、調味料、健康食品、ペットフードなどに使用されています。店頭で立てて陳列できるため、商品パッケージとしても広く利用されています。

チャック付き袋
袋口付近にチャックを設け、開封後に再び閉じられる袋です。
コーヒー、菓子、健康食品、ペットフードなど、複数回に分けて使用する製品に適しています。給袋包装機では、充填前にチャックを開く機構を備えた機種が使用されます。

ガゼット袋
袋の側面や底部に折り込みを設け、内容物を入れた際に厚みを持たせられる袋です。
コーヒー、粉体、ペットフードなど、比較的容量の大きな製品に使用されています。

給袋包装機の処理能力はどのように見るのか
給袋包装機の処理能力は、一般的に「袋/分」や「包/分」で示されます。例えば60袋/分であれば、1分間に最大60袋を包装できる能力を表します。
ただし、カタログに記載された最高包装速度が、そのまま実際の生産能力になるとは限りません。袋の大きさや形状、内容物、充填量、シール条件などによって、実際の包装速度は変わります。
チャック付き袋ではチャックを開く工程が必要です。また、ガス置換や脱気などを行う場合も工程が増えるため、通常の平袋より処理速度が下がることがあります。
そのため、給袋包装機を比較する際は、最高包装速度だけでなく、実際に使用する袋と内容物でどの程度の処理能力を確保できるかを確認することが重要です。
充填設備と処理能力の関係
給袋包装機の処理能力は、組み合わせる計量機や充填機の能力にも左右されます。
例えば、給袋包装機が60袋/分に対応していても、計量機から30回/分しか製品を供給できなければ、ライン全体の処理能力は30袋/分程度になります。
粉体ではオーガー式充填機、粒体では組み合わせ計量機、液体ではポンプ式充填機などが使用されます。内容物の性質や充填量によって、それぞれに必要な処理時間は異なります。
そのため、設備を選定する際は給袋包装機単体の能力だけでなく、計量・充填設備を含めた包装ライン全体の処理能力を確認します。
給袋包装機の主要メーカーと機種
給袋包装機は、メーカーによって得意とする袋形状や内容物、処理能力が異なります。
ここでは、国内で給袋包装機を検討する際に候補となる主要メーカーと代表的な機種を紹介します。
ゼネラルパッカー
ゼネラルパッカーは、給袋式自動包装機や製袋式自動包装機などを展開する国内包装機メーカーです。
給袋式では、小袋から中袋、大袋まで幅広い機種を展開しています。
GP-M3000(高機能給袋自動包装機)

「GP-M3000」は、粉体、スナック、ペットフード、固形物などを対象とした高機能給袋自動包装機です。
仕様によって、三方・四方シール袋、チャック付き袋、スタンドパウチなどに対応します。
| 主な仕様 | GP-M3000 |
|---|---|
| 包装能力 | 15~65袋/分 ※充填物による |
| 袋幅 | 100~230mm |
| 袋長 | 130~380mm |
| 充填量 | 最高1kg、オプション2kg |
GP-320R(中袋対応給袋自動包装機)

「GP-320R」は、袋幅320mmまでの中袋に対応する給袋自動包装機です。
粉体、肥料、氷、ペットフード、パスタなど、比較的大きな袋製品の包装に使用されます。
| 主な仕様 | GP-320R |
|---|---|
| 包装能力 | 8~30袋/分 ※充填物による |
| 袋幅 | 140~320mm |
| 袋長 | 190~480mm |
| 充填量 | 最高3kg、オプション5kg |
PACRAFT
PACRAFTは、自動充填包装機や真空包装機などを展開する国内包装機メーカーです。
液体やレトルト食品をはじめ、固形物や粉体などに対応する給袋式の自動充填包装機を展開しています。
TT-12CR(ウェット製品向け自動充填包装機)

「TT-12CR」は、レトルト食品、タレ、ソースなどを対象とした自動充填包装機です。
平袋や自立袋、ガゼット袋など、さまざまな既製袋に対応します。
| 主な仕様 | TT-12CR |
|---|---|
| 充填能力 | 最大40袋/分 |
| 袋幅 | 100~240mm |
| 袋長 | 140~350mm |
| 工程数 | 12工程 |
東京自働機械製作所
東京自働機械製作所は、縦型ピロー包装機や給袋包装機などを展開する国内包装機メーカーです。
給袋包装では、袋を直線方向へ搬送する「LPP」を展開しています。
LPP(直線式給袋包装機)

「LPP」は、ジッパー付きスタンドパウチに対応する直線式給袋包装機です。
一般的なロータリー式とは異なり、袋を直線方向へ搬送しながら包装します。
| 主な仕様 | LPP |
|---|---|
| 包装速度 | 最高20袋/分 |
| 袋幅 | 100~200mm |
| 袋長 | 120~300mm |
| 機械寸法 | W1,480×D1,480×H1,100mm |
イシダ
イシダは、組み合わせ計量機、重量検査装置、X線検査装置、包装機などを展開する国内メーカーです。
給袋包装では「GP-2000シリーズ」を展開しています。
GP-2000シリーズ(汎用給袋自動包装機)

「GP-2000シリーズ」は、さまざまな袋形態に対応する汎用給袋自動包装機です。
商品ごとの設定管理や、袋高さの自動調整に対応しています。
| 主な仕様 | GP-2000シリーズ |
|---|---|
| 包装方式 | 給袋式 |
| 操作 | カラータッチパネル |
| 設定管理 | 回転数・温度など |
| 袋高さ調整 | 自動調整対応 |
トパック
トパックは、三方・四方シール包装機、縦ピロー包装機、多列式包装機などを展開する国内包装機メーカーです。
給袋包装では、整列した製品を既製袋へ横方向から挿入する「BGシリーズ」を展開しています。
BGシリーズ(横挿入式給袋充填シール包装機)

「BGシリーズ」は、ティーバッグやコーヒーバッグなどを整列させ、既製の外袋へ横方向から挿入して包装する給袋充填シール包装機です。
一般的な上方投入式の給袋包装機とは、製品の投入方法が異なります。
| 主な仕様 | BGシリーズ |
|---|---|
| 包装能力 | 5~60包/分 ※条件による |
| 外袋長さ | 290~350mm |
| 外袋幅 | 120~160mm |
| 外袋高さ | 45~100mm |
その他の給袋包装機メーカー一覧
ここまで紹介したメーカー以外にも、給袋包装機や既製袋を使用する自動包装設備を展開する企業は国内外にあります。
食品向けのロータリー式給袋包装機を中心に扱うメーカーもあれば、日用品や工業製品の袋入れを得意とする企業、液体・粉体・ペットフードなどに対応した海外メーカーもあります。
以下に、その他の主なメーカーをまとめます。
国内の主なメーカー
- 古川製作所
真空包装機や袋詰シール機、充填機などを展開する国内包装機メーカーです。FF-10-230NⅢでは、平袋に加えてスタンドパック袋やチャック付き袋にも対応し、粉体、液体、粘体、固形物混合液などを包装できます。最大能力は60袋/分です。- グンゼ
メカトロ事業で給袋包装機「APL」「GTW」などを展開しています。食品充填用のロータリー給袋包装機とは用途が異なり、紙製品、マスク、日用品などを既製袋へ自動挿入して封緘する設備を扱っています。APLは最大20パック/分、GTWは8~10袋/分です。海外の主なメーカー
- Mespack
スペインを拠点とする包装機メーカーです。既製袋用のHSCシリーズなどを展開し、平袋、スタンディングパウチ、チャック付き袋などに対応します。H180SCでは既製袋を供給し、開口、充填、トップシールまで自動で行います。- Viking Masek
米国を拠点とする包装機メーカーです。既製袋向けのロータリー包装機を展開しており、計量機、充填機、金属検出機、X線検査装置、ケースパッカーなどとのライン連携にも対応しています。- Volpak
スペインの包装機メーカーで、スタンディングパウチをはじめとしたパウチ包装設備を展開しています。ロールフィルムから製袋するHFFS方式に加え、既製袋に対応するSC+ PremadeやSM+なども展開しています。- IMA Group
イタリアを拠点とする包装機グループです。既製パウチを連続的に充填・シールするMODULAやERMETIKAなどを展開しています。食品や飲料などの液体製品を中心に、さまざまな形状のパウチへ対応しています。
本記事では、主要メーカー5社と、その他の国内・海外メーカー6社を合わせて11社を紹介しています。ただし、これは世界中の給袋包装機メーカーの総数ではなく、国内で設備選定を行う際に比較対象となる主なメーカーを整理したものです。
用途・処理能力別に見る給袋包装機
給袋包装機は、包装する製品だけでなく、袋形状や充填量、必要な包装速度によって適した設備が異なります。
粉体や粒体では計量・充填設備、チャック付き袋では袋の開閉機構が重要です。また、中袋や大袋では、グリッパーや充填設備の能力まで含めて選定します。
スナック菓子・ナッツ・冷凍食品向け
スナック菓子、ナッツ、豆、冷凍食品などでは、組み合わせ計量機と給袋包装機を組み合わせる構成が適しています。
設定重量に計量した製品を袋へ投入し、シールまで連続して行います。
大量生産では、包装機だけでなく、計量機が必要な速度で製品を供給できるかも確認します。
- ゼネラルパッカー GP-M3000
- ゼネラルパッカー GP-700FZ
- イシダ GP-2000シリーズ
粉体・調味料向け
小麦粉、香辛料、調味料、コーヒー粉、健康食品などでは、オーガー式充填機と給袋包装機を組み合わせる方法があります。
粉体では、袋口への粉の付着やかみ込みがシール品質に影響します。
そのため、充填精度だけでなく、集塵、脱気、袋口の状態、シール条件まで確認することが重要です。
- ゼネラルパッカー GP-M3000
- ゼネラルパッカー GP-5200・GP-5300
- PACRAFT 自動充填包装機
- 古川製作所 袋詰シール機
液体・レトルト食品向け
ソース、ドレッシング、レトルト食品などでは、液体や固液混合物に対応した充填機構が必要です。
内容物によっては、液面位置を考慮した充填が必要になります。また、袋口へ内容物を付着させないためのノズル動作も重要です。
- PACRAFT 自動充填包装機
- 古川製作所 袋詰シール機
- IMA Group 既製パウチ充填設備
チャック付き袋・スタンディングパウチ向け
コーヒー、菓子、健康食品、ペットフードなどでは、チャック付きスタンディングパウチが使用されます。
この場合は、袋を供給するだけでなく、チャックを確実に開く必要があります。袋底を広げた状態で充填できることも重要です。
- ゼネラルパッカー GP-M3000
- ゼネラルパッカー GP-700FZ
- 東京自働機械製作所 LPP
- イシダ GP-2000シリーズ
中袋・大容量製品向け
数kg単位のペットフード、肥料、パスタ、氷などでは、小袋用の給袋包装機では対応できない場合があります。
そのため、袋サイズと充填重量に対応した中袋・大袋向けの機種を選定します。
- ゼネラルパッカー GP-320R
- ゼネラルパッカー 中・大袋向け給袋包装機
- 古川製作所 中・大袋向け袋詰シール機
多品種・小ロット生産向け
複数の袋サイズや製品を1台で包装する場合は、最高包装速度だけでなく、品種変更に必要な時間も重要です。
袋幅やグリッパー位置、シール条件、充填条件などをレシピとして登録できる機種があります。
自動調整機能を備えた機種を選べば、段取り替えによる停止時間を抑えやすくなります。
- ゼネラルパッカー GP-M3000
- 東京自働機械製作所 LPP
- イシダ GP-2000シリーズ
給袋包装機を導入するメリット

給袋包装機の大きなメリットは、あらかじめ作られた袋の供給から、開口、充填、シールまでを連続して自動化できる点です。
手作業で袋を1枚ずつ開き、充填機へセットする必要がなくなるため、袋詰め工程の省人化につながります。
また、平袋だけでなく、スタンディングパウチ、チャック付き袋、ガゼット袋などを使用できます。そのため、商品の用途や販売方法に合わせた包装を採用しやすくなります。
印字機、重量検査装置、金属検出機、X線検査装置などの周辺設備とも連携できます。
さらに、前工程の自動計量や後工程の箱詰め、パレタイズまで自動化すれば、包装工程全体の省人化につなげられます。
給袋包装機を導入する際のポイント

給袋包装機を選ぶ際は、包装する製品や生産量に合わせて機種を選定します。
特に確認したいのは、袋形状、袋サイズ、充填物、処理能力、充填量、シール条件、清掃・保守性です。
同じ大きさの袋でも、包装材の厚みや硬さ、表面状態によって給袋や開口のしやすさは変わります。
チャック付き袋やガゼット袋では、チャックや折り込み部分の位置も包装機の動作に影響します。
処理能力については、包装機の最高速度だけでなく、計量機や充填機が製品を供給できる速度まで含めて確認します。
ガス置換、脱気、複数回シールなどを行う場合は、それらの工程によっても包装速度が変わります。
食品工場では、清掃のしやすさや部品の取り外しやすさも重要です。
導入前には、実際に使用する袋と製品を使ってテストすることが重要です。給袋、開口、充填、包装速度、シール品質、袋の仕上がりまで確認します。
給袋包装機は前後工程も含めて考える
食品工場では、給袋包装機だけを高速化しても、ライン全体の生産能力が上がるとは限りません。
一般的な生産ラインには、「原料供給 → 計量・充填 → 給袋包装 → 検査 → 印字 → 箱詰め → パレタイズ」といった工程があります。
例えば、給袋包装機が60袋/分に対応していても、前工程の計量機が40回/分しか製品を供給できなければ、ライン全体で60袋/分を生産することはできません。
反対に、包装後の検査や箱詰めが30袋/分しか処理できなければ、後工程で製品が滞留します。
そのため、必要な生産量から各工程の処理能力を確認し、ライン全体のサイクルタイムを設計することが重要です。
給袋包装工程の自動化
給袋包装機自体は自動包装設備ですが、原料の供給や包装後の箱詰めなどが人手になっている場合があります。
前工程では、自動計量機、オーガー式充填機、液体充填機、コンベアなどを給袋包装機と連携できます。
例えば、「原料供給 → 自動計量 → 給袋包装 → 重量・異物検査 → 印字検査 → 箱詰め → パレタイズ」といった構成です。
包装後には、ウェイトチェッカー、金属検出機、X線検査装置などを配置できます。
さらにカメラを使用すれば、印字の有無やラベル、袋の種類、包装外観などを確認する工程も自動化できます。
箱詰め工程では、産業用ロボットや協働ロボットを使用して、包装済みの袋製品を段ボールへ投入できます。
袋製品は、内容物によって形状が変化します。そのため、吸着パッドや真空グリッパーなど、袋の材質と製品重量に合わせたハンド選定が重要です。
箱詰め後は、段ボールをパレットへ積み付けるパレタイズ工程まで自動化できます。
給袋包装機単体ではなく、計量、検査、箱詰め、パレタイズまで含めて検討することで、包装工程全体の省人化につながります。
給袋包装機に関するよくある質問

Q1. 給袋包装機とは何ですか?
給袋包装機とは、あらかじめ製袋された包装袋を1枚ずつ供給し、袋を開いて製品を充填した後、袋口をシールする包装機です。
平袋だけでなく、スタンディングパウチ、チャック付き袋、ガゼット袋などに対応する機種もあります。
Q2. 給袋包装機とピロー包装機の違いは何ですか?
給袋包装機は、あらかじめ完成した既製袋を使用します。
一方、ピロー包装機は、ロール状のフィルムから袋を作りながら製品を包装します。
スタンディングパウチやチャック付き袋などを使用したい場合は、給袋包装機が選択肢になります。
大量の製品をロールフィルムから連続して包装する場合は、ピロー包装機や製袋充填包装機が適する場合があります。
Q3. ロータリー式と直線式の違いは何ですか?
ロータリー式は、複数の包装工程を円周上に配置し、袋を回転させながら給袋、開口、充填、シールを行う方式です。
直線式は、袋を直線方向へ搬送しながら同じ工程を行います。
設置スペースや必要な包装能力、袋形状などから適した方式を選定します。
Q4. 給袋包装機の処理能力はどのように選べばよいですか?
必要な生産量から、1分間に必要な包装数を算出します。そのうえで、必要な能力を持つ包装機を選定します。
ただし、包装機の最高速度だけで判断することはできません。
計量機や充填機、検査装置、箱詰め設備などの処理能力も確認する必要があります。また、袋形状、充填量、ガス置換、シール条件などによって実際の包装速度は変わります。
Q5. 給袋包装機は導入前に包装テストをした方がよいですか?
可能であれば、実際に使用する袋と内容物を使って包装テストを行うことをおすすめします。
同じ寸法の袋でも、材質、厚み、反り、静電気などによって給袋や開口の状態は異なります。
実機テストでは、給袋、開口、充填、包装速度、シール状態、袋の仕上がりまで確認します。その結果を踏まえて、機種や仕様を決めることが重要です。
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